2022年6月に大阪府柏原市で開業した新興ワイナリー「おおさかぶどう・ワインの郷」の初リリースワインになります。

　新興ワイナリーと言っても、現在あるのは譲り請けたデラウェア（白ワイン用）の葡萄畑のみ、事務所は自宅、醸造は委託で柏原市にあるカタシモワイナリーで造ってもらっています。

　そして、スタッフは代表者の奥田大輔氏（53歳）たった一人で、他はボランティアスタッフで賄われています。

　奥田氏は、今里出身の元エンジニアで関東勤務後に一転退社し、山梨県甲府市で葡萄栽培（約10年）を始め、その後大阪に戻り羽曳野市の仲村わいん工房の栽培担当者として10余年従事しました。昨年12月に仲村わいん工房が休業に入ったのを機に独立してワイン造りを目指すことになりました。

　今年から赤ワイン用のぶどう品種も植え今後の展開が楽しみです。

　2022年11月20日に大阪市中央公会堂前広場で「大阪・関西ワインフェス」が開催され、そこでこのワインが披露され発売解禁となりました。

　今回は、ぶどうの果実味が凝縮した甘口バージョンですが、2023年2月には辛口バージョンも発売されます。

　それでは、大阪で一番新しいワイナリーの新酒ワインをお楽しみください。

　そして、今後も「おおさかぶどう・ワインの郷」を応援よろしくお願いいたします。